金沢城の歴史
金沢城は天文15年に創建され、創建当初金沢城を仕切っていたのは本願寺の坊官でした。
その後は金沢城を制圧した佐久間盛政氏が天正8年~11年に入城しています。
佐久間盛政が入城した期間には城下町の整備や百間堀の開削など金沢城の基礎を築きました。
佐久間盛政のあとは前田利家が金沢城に入城し、1599年まで金沢城の城主となっていました。
その後明治維新が起こるまでは、前田利家から数えて14代もの藩主が金沢城の城主となっています。
野生動物も多い
金沢城をはじめとして金沢城公園の敷地内には自然が多く残されているため色んな種類の野生動物が生息しています。
本丸の森にはタヌキやアカネズミなどが素を作り生息しています。
また6月になると池の木にモリアオガエルの卵がついている様子なども見られます。
そのほか準絶滅危惧種にもなっているタカチホヘビも敷地内には生息していたりと貴重な生き物を見ることができるスポットになっています。
そのほかの生き物としては61種類の野鳥を見ることができるほか、昆虫も750種類以上合計1500種類以上もの生き物が生息しているとも言われています。
歴史的なスポットであるほか、自然やその自然の中で生息している生き物たちを見て楽しむことができる癒しのスポットにもなっています。
石垣巡りができます
金沢城は石垣の博物館とも呼ばれているのですが、その背景として石垣が敷地内に多く存在していることが挙げられます。
金沢城の石垣が本格的につくられるようになったのは前田利家が入城した後です。
出入口をはじめ庭園やそのほかの場所で、場所によって異なる造りや技術を用いて石垣が作られました。
その後何度も改修などが行われ現在色んな種類の石垣が残されています。
ただ石垣が残っているだけではなく、石垣の歴史に関する資料などもあるため非常に歴史的に価値のある場所となっています。
金沢城を回る時には石垣巡りをしながら、色んな石垣の違いやその歴史についてを学びながら回るとより一層金沢城巡りを楽しく行うことができます。
金沢城へのアクセス
金沢駅からは路線バスでアクセスすることが可能です。
金沢駅から路線バスに乗った場合兼六園で下車すれば金沢城へアクセスできます。
また路線バスのほか兼六園シャトルバスなども出ているので、それを利用して金沢城へアクセスするというのもできます。
自動車で来る場合、北陸自動車道金沢西IC・金沢東ICからは約30分、金沢森本ICからは約20分でアクセスができます。
金沢駅からタクシーを利用して足を運ぶ場合は10分ほどで金沢城に行けます。
金沢城周辺には大きな駐車場もあるので、自家用車で足を運ぶ場合にも車を停める場所はあるので安心して足を運ぶことができるでしょう。