名古屋城(愛知県)

名古屋城の歴史

今現在名古屋城が建っている場所はもともと室町自体から那古野城というお城がありました。
元々那古屋城を所有していたのは今川氏でしたが、織田信長の父である織田信秀が今川家から城を奪い息子の信長に譲りました。

その後信長の叔父に城を譲りその後も人の手へと渡っていきましたが1582年には廃城してしまいます。
その後自体は秀吉から徳川へと変わっていき、家康は豊臣家の家臣を牽制するために防衛を固めようとしました。

大阪と江戸の中心である名古屋に徳川の砦を作る必要があるということをきっかけに名古屋城は建てられることになったという時代の移り変わりを感じる歴史が存在しています。

名古屋城の特徴

名古屋城の象徴として存在しているのが、天守閣に飾られている大きな金の鯱です。
この鯱や初めて作られたのは1612年のことで、徳川家康の持つ支配力と権威を誇示する目的で豪華に天守閣を飾るために作られました。

この金の鯱は北側のが雄、南側のが雌というように一対で作られたものです。
雄雌の違いとして雄の方が大きめに作られているというのがあります。
長きに渡って名古屋城をきらびやかにしていた金鯱ですが、1945年の太平洋戦争の空襲の被害に遭い、天守閣と一緒に焼失しました。

ですが現在は名古屋に住む人々たちの強い要望によって復元されて2代目の金鯱が天守閣に飾られています。

名古屋城のみどころ

名古屋城の敷地内には4つの茶席があります。
それぞれ茶席ごとに雰囲気がことなりそれぞれ独自の魅力を持っています。
基本的に一般公開はされていないものの、お茶会や結婚式などで利用できるようになっています。

敷地内には、名勝である二之丸庭園がありますが二之丸庭園は歴代藩主が過ごしたと言われる由緒正しい庭園です。
全国でも数少ない造りなどがみられる庭園であり、評価も高かった場所です。

1953年には愛知県内で初の名勝指定されましたが、その後庭園内には江戸時代後期の遺構が地下に発見されたことで、庭園の全域近い場所が名勝として指定されており名古屋城にきたら忘れずに見てほしいエリアです。

名古屋城へのアクセス

電車で来る場合、市役所駅・東大手駅・名城公園駅・浅間町駅・丸の内駅などが最寄り駅になります。
最も近いのが市役所駅であり、市役所駅からは徒歩4分で名古屋城にアクセスすることが
可能です。

また、地方からくる場合は新幹線や高速バスなども名古屋行のものがあるのでそれらを利用して電車やバスを利用することで名古屋駅までアクセスできます。
また名古屋城周辺には駐車場などもあるので、自分の家の車に乗ってアクセスし駐車場に車を停めていくことも可能です。

ただし名古屋城は有名な観光スポットでもあるため駐車場の空きがあるとも限りませんのでその点は理解しておきましょう。