駿府城の歴史
駿府城は、徳川家康が駿府周辺の五大名になった際に居城として駿府城を作り始めました。
その後天正17年には現在の二ノ丸以内の部分を完成させました。
慶長8年には家康は征夷大将軍として徳川幕府を開き慶長10年に将軍職を秀忠に譲っています。
その翌年である慶長11年には再び駿府城の修築を行うなどし、町割りや治水事業などを行っています。
本丸は1年に完成しましたが、年内の12月に焼失してしまうという事態に見舞われました。
すぐに再建し、その後本丸御殿と天守を完成させています。
戦後からは静岡市が駿府城を所有し、現在の本丸と二ノ丸部分は駿府公園として整備され静岡市民の憩いの場として現在も愛され続けています。
たくさんの花が楽しめる
現在駿府城周辺は駿府城公園として、観光に来た人はもちろん地元の人も足を運ぶスポットです。
そんな駿府城公園の敷地内には、色んな種類の花が植えられています。
例えば1月であればロウバイやツワブキ、2月は梅4月はサクラやシャクナゲというようにその時期その時期によって異なる花が咲いているので、見ごろを狙っていけばその時期に咲く美しい花を楽しむことができます。
1年を通して色んな花が咲きますが特に2月の梅や4月のサクラは人気がある花であり駿府城公園はお花見スポットとして花の鑑賞を楽しむことができるようになります。
家康にゆかりある地
駿府城の敷地内には家康公手植のミカンと呼ばれるものがあります。
鎌倉時代に中国から日本に入ってきた紀州ミカンの1種であるホンミカンが敷地内には植えられています。
静岡といえば、ミカンも有名ではありますが、静岡のミカンの起源を知ることが出来るものとしてとても重要なものとして扱われています。
そのため家康公手植のミカンは県指定天然記念物にもなっています。
また敷地内には晩年の家康公の姿を現している銅像があります。
家康公は将軍職を譲り、大御所として駿府に移り65歳から75歳までを駿府で過ごしています。
その時の家康公を見ることができる銅像となっています。
駿府城へのアクセス
駿府城へ電車で来る場合JR静岡駅からは徒歩15分、静岡鉄道新静岡駅からは徒歩12分で行くことができます。
駅から徒歩以外で行く場合は、駅のバス乗り場からバスに乗ることで近くまで行くことも可能になっています。
車に乗ってくる場合、東名高速静岡ICから車で17分、新東名高速新静岡ICから車で18分です。
駿府城公園には専用の駐車場などはないため、車を駐車する場合有料の市民文化会館前駐車場を利用するか、その周辺の有料駐車場に止めることになります。
もしも車で駿府城に訪れるという場合は周辺のどこに有料駐車場があるか事前にリサーチして把握しておくと安心です。