城巡りの醍醐味はご当地グルメにあり!

ご当地グルメ

地元の郷土料理を実際に味わうことで、城主や現地人の気分を堪能することができます。
今回はご当地グルメについて紹介します。

弘前城

春のさくら祭りは、城内に夜店がでるため食には苦労しませんが、それ以外の期間はグルメ処が少ないため苦労するかもしれません。
そこでおすすめなのが蕎麦屋の「高砂」です。休日に行列ができる老舗の人気店で、注文後かなり待たされるでしょう。
または、弘前城東側にある「津軽藩ねぷた村」は、津軽の料理が楽しめます。
「菊富士」で津軽の郷土料理たらじゃっぱ汁や貝焼きみそなどが味わえます。

白石城

おすすめはホテル「パレスリゾート白石蔵王」にある「日本料理この花」の白石温麺(しろいしうーめん)。
鈴木味右衛門という男に油を使わない製法を旅の僧から教えてもらい、父の病気を治したという逸話があります。
それから城主の片倉小十郎に献上され、温麺(うーめん)と名付けられたのが始まりだそうです。

白河小峰城

「とら食堂」は白河市内にあるラーメン屋で、タクシーでとらそばといえば通じるほど有名店です。
また、JR白河駅内にある「えきかふぇ」では、メープルサーモンのカツと白河豚のカツの2種類からなるご当地バーガーが食べられます。

掛川城

掛川はうなぎのお店が多くあります。かば焼きは背開きですが蒸さない関西風が多いのが特徴。
掛川城から近い「うな助」や掛川駅から近い「甚八」がおすすめです。

犬山城

犬山市は古くからでんがくや五平餅など串物が有名です。串物の町犬山をアピールするため、串キング決定戦が開催されるほどです。
でんがくやだんごといった和ものだけではなく、ハンバーグやケーキなどいろいろな串物がそろいます。
お城を見ながらいろいろ食べ歩きましょう。
有名店の「松野屋」は明治時代から続く老舗のでんがく専門店。定番の豆腐のほか、肉やいもなどがあります。
銘菓のげんこつ飴は犬山城城主の成瀬正成が陣中食として考案したお菓子で、黒糖をねってきな粉をまぶしたものです。

郡上八幡城

郡上八幡は川魚が有名。特に鮎は「郡上鮎」といわれ、全国52河川がエントリーした清流めぐり利き鮎大会のグランプリに輝きました。
郡上鮎は背びれにオレンジ色の部分があるのが特徴です。郡上鮎取扱認定店で食べられます。
また、他にも鹿肉や猪肉、熊肉を食べることができますが、近年鹿や猪が増えてきた影響だとか。
「郷土料理 郡上の味 大八」では郡上の郷土料理を味わえます。